【無料】アカデミック版GitHubアカウントで非公開レポジトリライフ
御多分にもれず、書いたコードを管理するためにGitHubを使っています。 簡単にいろいろ保存できるし、ウェブサイトさえもホストできるのでとても便利なのですが、無料ユーザーの場合はすべてのレポジトリが公開指定というのが注意を要するところです。
例えば、実験ノートをGollumを使って電子化する際に、「むむ、研究内容が全公開なのはマズイかもしれんぞ」と思ったりするわけです。
かといって課金するほどヘビーユーザーなわけでもないので、電子化を諦めかけていたそんなとき。
We're improving GitHub for science https://t.co/Kllad5cwgG #openscience #opendata
— GitHub (@github) 2014年5月14日
お?
We also know that as a scientific researcher, sometimes you're going to want to work privately. That's why we've created a discount where individual academic researchers can receive a free micro plan with 5 private repos, while research groups can receive a free silver plan with 20 repos.
おおお!!!!!
なんと、大学・研究機関関係者は、.ac
や.edu
などのメールアドレスを登録することで無料で非公開レポジトリが5つ使えるようになったのでした。
個人ではなく研究室などの組織でアカウントを登録すると20個!
これ以外にも、コードを論文で引用可能にするためにレポジトリにDigital Object Identifier (DOI) を設定できるようにもなったそうです。
そんなわけで早速アカデミックユーザー申請を出して(数分で認可され)晴れて非公開レポジトリを手に入れたのでした。
興味のある方はこちらからご登録ください。
Engaged students are the result of using real-world tools - GitHub Education
いやはや、米国IT企業のアカデミア優遇姿勢はほんとにありがたいですね。
東京大学大学院に入学しました
お久しぶりです。
さて、このブログを書き始めてから数回「米国大学院受験」というカテゴリーで記事を書いてきたわけですが、結果的には希望がかなわず、東京大学の大学院に入学することになりました。
本当は「アメリカの大学院に進学しました」みたいなドヤ顔記事を載せてちやほやされたかったのですが、その願望を満たすのはもう少し後回しということになりました。
いろんな人に「やっぱりアメリカに行くべきだよ」と言われてきましたし、自分でもまだその夢は持っていますが、今回の受験にはいろんな要素が足りなかったのだと思います。なので、そこまでショックは受けていません(最初のRejection Letterが来た時は凹みましたが…)。
まずは、やっぱりGPAが足りなかったというのが大きいと思います。トップスクールと呼ばれる大学に応募してくる学生の中で、3.2というのはかなり低い層になってしまうのは、自分でもわかっていました。 そんなことなので、GREとかStatement of Purpose(自己推薦文)とかで追い上げようと思っていたわけですが、それらの出来もまあまあ、上の中くらいだったので今ひとつパンチに欠けたのでしょう。
Easy Aばかりを履修して意図的に高GPAをつくることより、チャレンジングな科目を履修して勉強する姿勢は後悔していませんが、やっぱり成績が必要なときに勝負しづらくなるのだということをもうちょっと意識しておくべきでした。
いまは、所属することになった研究室に顔を出して、修士課程の研究テーマを考えている最中です。 日本では有数の良い研究室に入学できた幸運を噛み締めつつ、修士を終えた後に海外進学も視野に入れてきっちり勉強して遊ぶ所存です。
そんなわけなので、もしこのブログを読んでくださっている方で海外の院進学に挑戦される方は、じっくり時間をかけて応募書類を磨いてください。GREの勉強も同様です。GPAは……数年スパンじゃないとどうしようもないですね(๑˃̵ᴗ˂̵)و
首尾よく合格された方は僕にこっそり秘訣を教えろください。